申告が完了しなければ、決算料を教えてくれない。君たちの仕事は言い値だからなぁ。
こんな話も頻繁に耳にします。
税理士は会社の経理を見ています。支払状況や経営状態も把握しています。
ですから、会社の状態に応じて料金を決める。
これも一理あると思います。
また、経営悪化を理由にお客様から料金の値下げをお願いされることもあります。
その反面、事前に見積書を作成し、その見積りに基づき契約を締結する。
このような方法も提案できます。
私は、お客様には必ず見積書を見ていただき、業務内容と料金を明示し、ご納得の上で契約書を取り交わしたいと思っています。
作業と料金を明確にすること。
契約書にはっきりとその内容を記載すること。
私はこの二点を大切にしたいと思っています。
なぜなら、契約書はお客様と取り交わす最初の約束だからです。